カーボンバジェットという言葉があります。目標実現のために今後許容される累積排出量です。1.5℃目標を実現するためのカーボンバジェットは二酸化炭素換算で5,000憶トンです。

1年の排出量は400憶トンを超えていますので、これ以上増えないとしても、あと10年余りでカーボンバジェットを使い尽くしてしまいます。つまり、今世紀末を待たずに、産業革命以来の気温上昇が1.5℃に達してしまいます。

1.5℃目標を実現するためには、2030年には2010年に比べて、排出量を45%減らす必要があります。
日々の生活で45%削減を考えると何をすべきか見えて来るのではないでしょうか。

No formal Cop26 role for big oil amid doubts over firms’ net zero plans | The Guardian