2021年1月6日 / 最終更新日時 : 2021年1月6日 tomiyama-fumi Twitter アメダスも水位計も自動観測です。情報の意味を知っておれば、現場を目で見なくても災害の状況に見当をつけることができます。逆に、意味のわかるひとがいなければ、観測点を増やすのは予算の無駄遣いです。 指定河川洪水予報は、水位計の観測をもとに気象庁と国交省の出先機関が共同で発表する予報で確実性の高い情報です。防災関係者にも知らないひとがいるようです。気象台が単独で発表する洪水予報とは別物ですが、気象予報士さんなら違いを […]
2021年1月5日 / 最終更新日時 : 2021年1月6日 tomiyama-fumi Twitter 2018年の西日本豪雨。7月7日朝、倉敷市災害対策本部では、テレビ画面に映し出された市内の様子に驚きの声があがります。「夜だからわからなかった」。 そんな言い訳は通用しません。アメダスは自動観測です。 倉敷市を流れる高梁川や小田川の上流部の観測点では、6日夜までの雨量が300 mmを超えていました。この雨は局所的なものではありませんでした。倉敷市の災害対策本部には、 […]
2020年11月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月12日 tomiyama-fumi Twitter 大病院の患者避難、実施したのに何もなかった、となると判断したひとは立つ瀬がありません。たとえば、 9月初めの台風10号のとき。鹿児島病院には高潮の危険が迫っていました。患者避難は検討しなかったようです。高潮は起きませんでした。 うまくいったように見えますが、一歩間違っていたらどうでしょう? このとき、鹿児島港の潮位は […]
2020年11月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月6日 tomiyama-fumi Twitter 7月の九州豪雨で被災した熊本県の特養千寿園は運営主体が事業中止を決めたようです。人命にかかわるような被災は事業継続にとって決定的です。 7月3日から4日にかけての千寿園の対応には間違いがありました。しかし、行政にも間違いがあったようです。間違いはどうやったら防げるのか、そして減らせるのか、それを考えておく必要があります。 千寿園は土砂災害を想定した避難確 […]
2020年11月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月4日 tomiyama-fumi Twitter 災害の爪痕は今も残っています。緊急時の判断は難しく、ひとは誰でも間違えます。しかし、間違いを防ぐことはできます。 もうひとつ、間違いを許容するシステムを作ることもできます。 熊本豪雨から4ヵ月141世帯238人なお避難