2021年1月13日 / 最終更新日時 : 2021年1月13日 tomiyama-fumi Twitter 計画作りが自己目的化してはいないでしょうか? 計画を関係者みんなが知っているでしょうか? 計画の実行可能性は確認できているでしょうか? 計画という「仏像」に魂を入れるとは、それが運用できるようにすることです。 デジタル後進国と言われていますが、この国には技術がないのではなくて、もの作りが自己目的化してしまっているのではないでしょうか? 技術を使って何をするという点がおろそかになっているのでは? 防災計画、なんとか情報システム、 […]
2021年1月11日 / 最終更新日時 : 2021年1月11日 tomiyama-fumi Twitter 防災情報を開発するにも伝えることにもお金がかかります。その投資効率は情報が届いたかどうかではなく、情報が受けとめられたかどうかで測るべきです。 防災情報の伝達効率はきわめて悪い。大津波警報でさえ無視されています。 伝えることから受けとめることの方に、力点を転換すべきときにきています。伝えることばかりでは安全に寄与するとは限りません。たとえば、線形降水帯の予測とい […]
2021年1月8日 / 最終更新日時 : 2021年1月8日 tomiyama-fumi Twitter 防災情報の伝達は情報を伝えることと受けとめることで成り立つはずです。情報を作り伝えるには進歩がありましたが受けとめることの方はおろそかになっていないでしょうか? 防災情報を受けとめるには情報の意味を知っていなければなりませんが、もうひとつ大事なことがあります。情報を受けとめる用意があることです。情報を受けとめることは能動的な営みです。ひとまかせのお客様でいたのでは、情報を受けとめ […]
2021年1月6日 / 最終更新日時 : 2021年1月6日 tomiyama-fumi Twitter アメダスも水位計も自動観測です。情報の意味を知っておれば、現場を目で見なくても災害の状況に見当をつけることができます。逆に、意味のわかるひとがいなければ、観測点を増やすのは予算の無駄遣いです。 指定河川洪水予報は、水位計の観測をもとに気象庁と国交省の出先機関が共同で発表する予報で確実性の高い情報です。防災関係者にも知らないひとがいるようです。気象台が単独で発表する洪水予報とは別物ですが、気象予報士さんなら違いを […]
2021年1月5日 / 最終更新日時 : 2021年1月6日 tomiyama-fumi Twitter 2018年の西日本豪雨。7月7日朝、倉敷市災害対策本部では、テレビ画面に映し出された市内の様子に驚きの声があがります。「夜だからわからなかった」。 そんな言い訳は通用しません。アメダスは自動観測です。 倉敷市を流れる高梁川や小田川の上流部の観測点では、6日夜までの雨量が300 mmを超えていました。この雨は局所的なものではありませんでした。倉敷市の災害対策本部には、 […]