「どうにか患者の命は守れたが、大災害への備えが不十分だった」。西日本豪雨で浸水して孤立し、

患者避難を余儀なくされた「まび記念病院」院長の話です。そうです、不十分でした。そして、多くの病院ではいまもって不十分です。

その場にいた医師と看護師は15人前後で、通常の半数ほど。差し迫った大きな課題は70人を超える入院患…