「マイタイムライン」というのがあります。いざというときの自分の行動を時系列にあらわしたもので、自治体のホームページなどで紹介されています。

こういうきめ細かい防災支援はすばらしいことで、さすがに災害大国日本です。「作ってみよう」というのがありますので、一度やってみるとよいかもしれません。しかし、難点もあるようです。それぞれの「マイタイムライン」ごとに、さまざまな想定があることです。

想定には、たとえば、「川の氾濫」というのがあって、「川の水位を調べる」という作業があります。川の多い日本では、たとえば自宅から半径5 km以内をとっても、いくつもの水位観測所が見つかります。でも、自宅が「川の氾濫」と無関係な場合があります。

「マイタイムライン」。まず、想定が自分にあてはまるのかどうか、確認することからスタート、ということになります。これは簡単な作業ではありませんが、それを怠ると:1)作業にとまどう;2)できたものが使えない;のいずれかになります。

茨城県:マイ・タイムラインを作ろう(作成手順等を見て作成)