「ハザード」というカタカナの言葉があります。洪水の「ハザードマップ」や車の「ハザードランプ」。ハザードは重要な防災用語でもあります。それに関しては国際的に合意された定義もあります。

定義はおおよそ、こうです。人間と人間社会に被害をおよぼす可能性のある自然/非自然のできごと。分類についても提案されています。気象や地震に関係するもののほかに、ウイルスや昆虫による生物学的なハザード、鉄道事故や飛行機事故のような技術的なハザードなどがあります。

多くのハザードが、可能性の大小はあっても、わたしたちのリスクの原因になりえます。リスクの原因になるハザードとそうでないものを知っておくことは大事です。原発事故もハザードです。たとえば、原発から30 km以内に住んでいるひとには、原発事故もリスクです。

リスクの原因となるハザードを知っていると、めりはりをもって情報に向き合えるようになります。そうすると、情報を受け取ったときに、わたしたちの中で、ハザードランプが点滅するようになるかもしれません。

resilient-medical.comよりハザードとリスク